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長い間リーディングをやっているけれど、ビジョンが見えても質問が浮かばない。自分はセンスが無いのかな?…そんな悩みを持つあなた。
リーディングも、広い意味ではコミュニケーション能力の一つ。
センスや才能の問題ではなく、気づきと思いやりで、自ら育んでいく能力です。
本講座では、リーディング中にどのように質問をしていくか、様々な演習を通して学んで行きます。あなたのもつ俯瞰力と質問力を、一緒に育てて行きましょう。
講座の目的
① リーディングのビジョンに対し的確な質問が出来るようになる。
② 他人に対し、先入観なくフラットに接することが出来るようになる。
③ 自分以外の他者に、自然に関心が湧いてくる心の余裕が生まれる。
◆通常
・60分X12コマ=12時間 12か月
・2人以上で開講
・月に1回
◆短期集中
前期(1コマ~6コマ)3日間 希望であれば、ここで終了もあり
後期(7コマ~12コマ)3日間
【目 次】
1コマ目「聴く姿勢は万全ですか?」
質問を始める前に。
他人の話を聴く準備は、出来ていますか?
もし自分が質問を受ける立場だったら?自分の事で頭が一杯な人。あなたに偏見を持っている人。そんな人に、あなたの大切な話を、伝えたいと思うでしょうか?
ロールプレイングを通し、自我や偏見を消し、相手に集中する感覚を学びます。
2コマ目「良い質問/悪い質問①」
自然に相手の立場に立ち、集中できるようになったら。
いよいよ会話がスタートします。
相手の事をよく知ることが出来る良い質問と、「それを聞いてどうするの?」という悪い質問があります。
共同ワークを通じ、その違いを肌で感じ、「良い質問」のコツを学んでいきます。
3コマ目「良い質問/悪い質問②」
相手の心を理解し、話を引き出す「良い質問」が分かって来たら。
引き続き共同ワークを行います。
会話の相手に集中し、出来るだけ沢山の「良い質問」を投げかけて行きましょう。
相手に集中しながら、少し俯瞰的な視点を持つことを意識して行きましょう。
4コマ目「相手を理解する為の質問①」
同じ時間を過ごしても、相手の事を表面的にしか理解できない場合と、深く理解できる場合があります。
会話には深い質問と浅い質問があり、深い質問を掘り下げて行く事で、核心に迫ることが出来ます。
発表者と質問者に分かれ、ロールプレイングしながら、相手を理解するための質問の仕方を学びます。
5コマ目「相手を理解する為の質問②」
会話には流れがあり、会話の相手には、その人の積み重ねてきた背景があります。
そういった目に見えない情報を感じ取りながら、深い質問を考えて行きましょう。
引き続きロールプレイングを通じ、質問を通じて相手を理解していく感覚を学びます。
6コマ目「逆算して質問する」*集中前期は、ここで終了。
リーディングで必要なのは、言葉を介さない意思疎通です。
今まで学んできたことを総動員し、「言葉を話さない相手」との意思疎通の仕方を考えていきましょう。
相手に何を聞いたら良いか、どんなリアクションで自分は納得するのか?
ロールプレイングを通じ、逆算して質問を考える思考力を鍛えて行きます。
7コマ目「センスがある・ない人の違い」*集中後期は、ここからスタート。
リーディングを早いスピードで習得する人もいれば、そうでない人もいます。
「自分はセンスが無いから、良い質問も浮かばない」と考えていませんか?
どんな物事に対しても、「センス」を磨くには、後天的な努力が不可欠です。
後天的にセンスを高める方法を学び、リーディングの授業で実践して行って頂きます。
8コマ目「ミスが多い人・少ない人の違い」
リーディングの時、「ビジョンを見間違えた」「解釈を間違えた」といったミスが多い人と、そうでない人がいます。
その違いは何でしょうか?
あなたがミスするのは、リーディングだけでしょうか?普段の生活は完璧でしょうか?
人間はミスをするものですが、ミスの多い・少ないは、個人差があるものです。
後天的にミスを減らす方法を学び、リーディングや日常生活で実践して行きましょう。
9コマ目「見えないものについて質問する①」
見えない物事について言語化し、質問する表現力を学びます。
見えないものを感じ取り、表現する時には、思い込みや独りよがりに陥りがちです。
共同ワークを通じ、匂い・味・音・心の動きについて、客観的に質問で追及していく事を学びます。
10コマ目「見えないものについて質問する②」
引き続き、共同ワークで、匂い・味・音・心の動きについての表現と、質問で追及する方法を学んでいきます。
また、リーディングの授業の際に、自分がどんな質問をしているか、ログを取っておいて頂きます。それを元に、他にどんな質問が出来るか、共同ワークで意見を出し合って行きます。
11コマ目「思考の幅を広げる」
リーディングは、すぐに意味が分かるような、簡単なビジョンが見られるとは限りません。
寧ろ、そうでない方が多いかもしれません。
一見よく分からないビジョンや、日常生活とかけ離れたビジョンについて、「どういう事なんだろう?」と、自分で考えてみること。それがリーディングです。
共同ワークを通じ、自分の思考の量と幅を広げ、ビジョンを送る相手の立場に立って考える訓練を行います。
12コマ目「総仕上げ」
これまで取り組んできた共同ワークの総仕上げです。
かつて取り組んだロールプレイングを改めてやってみましょう。
当時の自分の質問や反応と比較し、ご自分の変わった点をお互いに分析してみましょう。
リーディングは解釈が要です。そのために、ビジョンの意味解釈が重要になります。
その解釈が出来る人、出来ない人の特徴があります。
質問が出てこないという理由をよく聞きます。はっきり言いますと、対象への関心より自分への関心が強い人はリーディングがてきません。
合っているかな? これでいいかな?
そんな風に思った時点で多分、間違えていますし、その思考がある以上うまく質問もでてきません。そもそも、リーディングが出来る人にはなれないです。
対象の事を真剣に見ている時、無我夢中でないとなりません。本気とはそういう事。その集中力や相手の事を本気で考えたとき、自分の事は忘れています。そこまで追い詰めていかないとだめです。合ってるかな?そんな自分に関心を持っている時は、正しい答えにならないことを十分知っててほしいです。
普段から、自分の思考、考察は「間違いない、そうに決まってる」という人は、思い込みが強く、信用できません。そもそも、自分の都合のいいように解釈したい人です。謙虚な気持ちになると、自分より、他人の立場を考えます。
相手の立場になってものを考えていく能力が必要になります。
今まで勘で生きてきた人はそのような考え方ができなという傾向があります。
見抜きましょう。黙っている人の方が真実なんです。ペラペラと自信たっぷりに言う人は、誰かを犠牲にしている人です。自分を偽って、善人ぶっている人が多いです。黙っている人は損をすることの方が多いのですが、神様はきちんと見ているものだと思います。
「間違いない、そうに決まってる」と勘でそんな事を言う人はリーディングが出来るようになりません。
自分の間違った思考を改めましょう。
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